- 仕事辞めたい。他の人が仕事辞めたい時はどんな時なのかを知りたい。
- 仕事辞めたい時はどうすればいいの?
- 仕事を辞めて良い理由・辞めてはいけない理由は何?
- 転職・退職ってどうやればいいの?
そんなお悩みを解消できる記事を書きました。
この記事を読めば、仕事を辞めたいあなたの進むべき道が、きっと見えます。
まず、仕事を辞めたい理由をランキングで紹介、次に対処法、仕事を辞めて良い理由、辞めてはいけない理由、転職・退職の手順について書きました。
仕事を辞めたいと思っている方は、ぜひ読んでくださいね。
▼目次
仕事を辞めたい理由ランキング
人はどんな時に仕事を辞めたいと思うのでしょうか?主な理由を紹介します。
1位:給料が低いから
仕事を辞めたい理由で、給料が低いからと答える人は多いです。働きが給料に反映されていなかったり、昇給が見込めないと、モチベーションが下がります。
2位:人間関係が嫌だから
給料と同じ位多いのが人間関係の悩みです。会社の上司・同僚は友達と違い選べません。しかし長い時間を一緒にしなければならないので、ストレスが溜まりやすいです。
3位:仕事内容に不満があるから
仕事内容に不満があり、仕事を辞めたくなる人も多いですね。
長い時間を費やす仕事に、興味が持てないと辛いですよね。また、合っていると思っていた職種が実際は合わなかった、という人もいます。
4 位:労働時間が長いから
労働時間が長いから仕事をやめたい人もいます。
長時間労働だと睡眠不足になり、友達や家族との時間も減ります。やりがいのある仕事でも、あまりに長時間労働だと辞めたくなる人が多くなります。
5位:社風が合わないから
社風が合わないから仕事を辞めたくなる人もいます。長い時間を過ごす会社の社風が合わないと、大きなストレスとなり、辞めたくなるのも無理はありません。
仕事を辞めたくなる社風には下記のようなものがあります。
- 顧客のことを考えず売上だけを優先させる
- 若手の意見が通りづらい
- 新入社員に仕事を教えず放置する
- 長い労働時間を推奨する
- 飲み会を断れない
6位:会社の将来が不安だから
会社の将来が不安で、会社を辞めたくなる人もいます。
例えば
- 円安や物価高騰により経営状態が悪化している。
- デジタル化などの時代の波に置いていかれそう。
会社に対して上記のような不安を感じ、会社を辞めたくなる人もいます。
7位:評価されないから
仕事が正当に評価されないとモチベーションが下がり、仕事を辞めたくなります。
評価されないと感じる事例は下記のようなものがあります。
- 残業代・賞与が出ない。
- 成果・責任が給与に反映されない。
- 同じ仕事をしても、年齢・男女で評価が異なる
- 飲み会での行動で仕事の評価に差が出る。
評価されないと、モチベーションも下がり、将来も不安になりますよね。
仕事を辞めたいときは紙に書いて整理しよう
仕事を辞めたいと思うときは冷静でないことが多いです。冷静でない気持ちのまま仕事を辞めると、転職先が見つからず無職になるなど、損をする可能性があります。
仕事を辞めたい理由を紙に書くなどして冷静に分析し、損のない選択をしましょう。
仕事を辞めたい理由を箇条書きにしよう
まず仕事をやめたい理由を箇条書きにしましょう。
仕事を辞めたい理由に順位をつけよう
次に仕事をやめたい理由に順位をつけましょう。そうすれば、自分が本当に仕事をやめたい理由を見極められます。
仕事をやめたい理由を、変えられること、変えられないことに分類しよう
最後に仕事を辞めたい理由を、変えられること、変えられないことに分類しましょう。分類することにより、対処法がわかります。
仕事を辞めたいと思ったときの対処法5つ
対処法1:スキルアップする
仕事を辞めたい理由が、仕事が遅く残業が多いなどの場合は、スキルアップにより解決できます。
スキルアップは、参考書を買えば独学でできるものも多く、今の職場でも役に立ちます。また資格を取れば転職する場合の履歴書にも書けます。
対処法2:家族・友人・同僚・上司に相談する
家族・友人・同僚・上司に相談するのも、おすすめです。
他人の方が自分より客観的に物事を見られるので、解決策が見つかるかもしれません。
また、給料・人間関係・仕事内容・労働時間・評価されないという悩みは、上司に相談したら解決する可能性があります。
職種転換して悩みを解決した人がいます。
対処法3: 部署移動を願い出る
給料、人間関係、仕事内容、労働時間、評価に不満がある方は、部署移動を願い出ても良いかもしれません。同じ会社でも別の部署に異動すれば色々な条件が変わってきます。
対処法4:リフレッシュする
旅行や趣味でリフレッシュすれば、仕事を辞めたいという気持ちも治まるかもしれません。
対処法5:転職エージェントに相談する
対処法1〜5まで試したものの、解決しなかった場合、転職を考えたほうがいいかもしれません。
しかし、転職する自信がない、今の会社に申し訳無いなどの割り切れない気持ちがある場合、相談のみも可の転職エージェントに相談することがおすすめです。
1位:リクルートエージェント
- 公開求人数389,697件
- 非公開求人数291,775件
- 特徴 求人数国内最大
- URL https://www.r-agent.com/
2位:doda(デューダ)
- 公開求人数202,101件 非公開求人37,833件
- 求人数は20万件以上で、国内第2位。
- 自己応募もできるので便利。
- URL https://doda.jp/
3位:マイナビAGENT
- 公開求人数46,030件
- 非公開求人数17,352件
- 特徴 IT・エンジニア・メーカー・営業の求人に強い。
- 登録者の過半数が20代から30代前半で、若手の転職に向いている。
- 首都圏・関東圏・東海圏の求人数が多い。
- URL https://mynavi-agent.jp/
仕事を辞める前に確認すべきこと
リンク仕事を辞めたいと思ったときの対処法6つの対処法1〜4を試したものの、解決しなかった場合、対処法5 で転職エージェントに相談して退職したくなった場合は転職という選択肢が出てきます。
しかし、転職前に考えて欲しいことが2点あります。
仕事を辞める前に確認すべきこと1:リスクを考えよう
リスク1:転職先が決まる前に仕事を辞めると無職になるリスクがある
転職者の中には仕事を辞めてから転職する人もいます。
すぐに転職先が見つかれば良いですが、転職先がなかなか決まらなかった場合、生活費が底をつくリスクがあります。
できれば転職先が決まってから転職しましょう。
リスク2:転職した会社が想像と違う可能性がある
転職先の会社が想像と違い、また仕事を辞めたくなるリスクもあります。
転職する前に転職先の業界の実態を、よく調べましょう。
リスク3:今の会社を辞めて後悔する可能性がある
転職後に今の会社の良さに気付き、辞めたことを後悔する可能性もあります。
今の会社の実情を友人の会社と比較して、今の会社が他の会社よりマシだと感じたら、転職しないという選択肢もあります。
仕事を辞める前に確認すべきこと2:仕事を辞めて良い理由か悪い理由か考えよう
仕事を辞めたいときは紙に書いて整理しようで仕事を辞めたい理由を箇条書きにしてもらいましたが、仕事を辞めたい理由の中には、辞めて良い理由と、辞めてはいけない理由があります。下記で確認しましょう。
仕事を辞めて良い理由
仕事を辞めてよい理由は、以下の3パターンです。
- 人間関係が悪い
- 労働時間が長い
- 社風が合わない・経営が不安
以下で詳しく説明します。
1.人間関係が悪い…
人間関係がとても悪い場合は、仕事を辞めて良いです。
人間関係が悪い状態も色々ありますが、下記のような場合で、上司に相談しても解決しない場合は仕事を辞めたほうが良いです。
- イジメにあったり、激しく叱責されて鬱になった。
- イジメではないが、仕事を教えない。
- 孤立させられている。
2.労働時間が長い…
働き方改革が叫ばれる昨今でも、長時間労働が当たり前になってしまっている職場は沢山あります。長時間労働は、プライベートの時間を奪い、睡眠不足により、健康も奪います。
あなたが長時間労働に悩まされている場合、まず上司に相談し、忙しいときに仕事をふられたら断るようにしましょう。
それでも長時間労働が改善しない場合は、仕事を辞めたほうがいいです。
3.社風が合わない・経営が不安…
例えば会社の方針が「不正をしても、売上を上げろ」というものだった場合、顧客に申し訳なく、良心が痛み、モチベーションも下がりますよね。
また、経営が傾いた会社は、倒産やリストラ、給料未払いのリスクがあり、生活が成り立たなくなるかもしれません。
社風が合わない場合や経営が不安な場合は、仕事を辞めたほうがいいです。
仕事を辞めてはいけない理由
以下のような理由で仕事を辞めると後悔する可能性が高いです。
- 結婚するため
- 介護のため
- 給料を上げるため
- 働きたくないから
以下で詳しく説明します。
1.結婚するため…
結婚して仕事を辞め、子育てが落ち着いてから再就職するという人がいます。
しかし、子育てが落ち着いた頃には仕事を辞めてからのブランクがあるので、再就職の際に不利になり、また仕事のやり方も変わっているので覚えることが多くなります。
なので、できれば結婚するために仕事を辞めるのはお勧めしません。
2.介護のため…
介護のために仕事を辞めるのもお勧めしません。
仕事を辞めれば収入がなくなり、経済的に苦しくなります。
また、介護される親が生きているうちは、親の年金もあり、何とか生活できるかもしれません。しかし、親が亡くなった後は、親の年金も無くなり、自分も若くはなく、仕事もブランクがあって再就職も難航します。
親が介護認定を受ければ、デイサービスなどの福祉サービスも利用できますし、介護休業法※という法律も有ります。
上司と相談しながら、介護と仕事を両立し、退職を避けることをお勧めします。
※要介護者一人あたり通算93日の介護休暇がとれるという法律。最大3回に分けて、介護休暇がとれる。
3.給料を上げるため…
給料を上げるためだけに転職するのもオススメしません。
今の会社の給料も、長く在籍すれば昇給し、他の会社と遜色ないレベルになるかもしれません。
また、転職サイトに載っているモデル年収が、高い営業成績をあげた人のものだった場合、あなたが転職した場合の年収はもっと低いかもしれません。
実際、厚生労働省の調査では転職で年収が上がった人は4割です。
ただし、下記のような場合、給料が上がる可能性が高いです。
- 今の会社が不当に低い給与水準にしている場合
- 今の会社より転職後の会社の規模が大きい場合
- MRや不動産営業など、給料が高い職種に転職する場合
4.働きたくないから…
働きたくないからと言う理由で仕事を辞めるのはお勧めしません。
人は何らかの仕事に就かなければ生活できません。仕事を辞めても、いずれ就職しなければなりません。
新しい会社求める点をはっきりさせないまま退職すると、新しい会社が前の会社より劣る点に気付き、後悔することが多いです。
仕事を辞めると、今までの昇給や、退職金がリセットされるというデメリットがあります。必要のない退職・転職は避けましょう。
仕事を辞める前にやるべきこと2つ
転職すると決めた後、転職を有利にさせるため在職中に行ったほうが良いことが2つあります。
仕事を辞める前にやるべきこと1:転職を有利にするため実績を作る
転職を有利にさせるために、できれば今の会社で実績を作りましょう。
実績といえば○千万円の売上げを上げた、リーダーとしてプロジェクトを成功させた、などの大きな実績が思い浮かびます。
しかし、大きな実績を上げることが難しければ、小さな創意工夫でもいいです。例えば、仕事上で使うフォーマットについて、工夫して、改善し、業務効率化できたなどでも良いです。
転職の時の自己PRを意識して意欲的に仕事に取り組みましょう。
仕事を辞める前にやるべきこと2:希望職種に役立つ資格を取得する
希望職種に役立つ資格を取得するのもお勧めです。世の中に資格はたくさんあるので、希望職種に役立つ資格をよく調べて取りましょう。
仕事を辞める際のおすすめ手順
仕事を辞めて転職するのが初めての方は、手順もわからないですよね。おすすめの手順はこちらです。
手順1:転職・退職のスケジュールを立てる
仕事を辞めて転職すると決めたら、転職活動の時期、退職届を出す時期、辞める時期など計画を立てて計画的に行いましょう。
転職活動の平均期間は3ヶ月、転職の求人が多い時期は2月〜3月、8月〜9月、退職届を出すのは退職の1ヶ月〜3ヶ月前です。
早くから、転職エージェントに相談したり、実績を作ったり、資格を取得したり準備をして、求人の多い時期に計画的に転職活動をするのがお勧めです。
手順2:転職先の内定を得る
できれば退職前に転職先の内定を得ましょう。
退職後に転職先を決めようとすると、貯蓄が減る焦りから、不本意な転職先に転職する可能性が高いです。なので、退職前に転職先を決めるのがおすすめです。
おすすめの転職活動の手順は以下です。
2.転職希望の業界の業界研究をする。
3.転職エージェントに登録し面談、履歴書チェック、模擬面接を受ける。紹介企業に応募する。
4.転職サイトにも登録し、複数の企業に応募する。
手順3:退職の1〜3ヶ月前に直属の上司に退職の相談し、退職届を出す
いくら不満のあった会社でも、突然退職届を提出して、その日に退職することは、望ましくありません。
突然、仲間に退職されたら、残された人々は仕事が増えて大変だからです。
退職の1〜3ヶ月前に直属の上司に退職届を出し、引き継ぎや欠員補充の準備などが出来てから退職するのが望ましいです。
手順4:お世話になった人、同じ部署の人には直接退職を伝える
直属の上司に退職届を提出したら、同じ部署の先輩や同僚、同期に退職を伝えましょう。
メールではなく、対面で伝えましょう。仕事を教えてくれた先輩、一緒に頑張ってきた同僚や同期は大切な仲間です。対面で退職の旨と感謝の気持ちを伝え、退職で迷惑をかけることを詫びましょう。
その際、退職理由を聞かれたら、会社への不満は口にせず、前向きな理由を話しましょう。
手順5:引き継ぎ書を作り、引き継ぎを行う
あなたの仕事を残された人に引き継ぐため、引き継ぎ書を作りましょう。そして、引き継ぎ書を手元に、実際に業務行って説明しましょう。
手順6:退職手続きについて調べる
退職前に社内の退職手続き、公的手続きについてが調べましょう。会社に提出する書類や、会社に返すもの、会社から渡される書類について調べましょう。
転職先が決まっていない場合、社会保険、税金関係は退職後すぐ自分で行うことになるので、手順を確認しましょう。
まとめ
ご紹介した内容を実践頂ければ、仕事を辞めたいあなたの、進むべき道が見えてくるはずです。
紹介した内容をもう一度まとめます。
<仕事辞めたい。7つの理由と5つの対処法、辞めてよい理由3つ。>
仕事を辞めたい理由ランキング
2位:人間関係が嫌だから
3位:仕事内容に不満があるから
4位:労働時間が長いから
5位:社風が合わないから
6位:会社の将来が不安だから
7位:評価されないから
仕事を辞めたいと思ったときの対処法5つ
対処法2:家族・友人・同僚・上司に相談する
対処法3: 部署移動を願い出る
対処法4:リフレッシュする
対処法5:転職エージェントに相談する
仕事を辞めて良い理由
2.労働時間が長い
3.社風が合わない・経営が不安
仕事を辞めてはいけない理由
2.介護のため
3.給料を上げるため
4.働きたくないから