▼目次
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- 1.海外でモバイルバッテリーは必需品
- 2.海外旅行でモバイルバッテリーを持ち運ぶ際の注意
- (1).国際線の充電式モバイルバッテリーの容量制限
- (2).充電式モバイルバッテリーを預入荷物に入れてしまったら
- (3).モバイルバッテリーを持ち運ぶときは、電源を切りケースやポーチに入れましょう
- 3.海外旅行でモバイルバッテリーを充電する条件
- (1).充電器の電圧が対応している
- (2).充電器のコンセントプラグの形が対応している
- 4.海外旅行にベストなモバイルバッテリーの選び方
- (1).容量・重量
- (2).USBポートの数
- (3).端末の急速充電(高速充電)が可能か?
- (4).PSE認証マークが付いているか?
- 5.海外旅行におすすめモバイルバッテリー10選
- (1).【Chuda】モバイルバッテリー10000mAh
- (2).【グリーンハウス】モバイルバッテリー10000mAh
- (3).【Cheergo】
モバイルバッテリー12000mAh - (4).【Anker】PowerCore10000
- (5).【エレコム】USB PD20Wモバイルバッテリー
- (6).【アイリスオーヤマ】モバイルバッテリー10000mah
- (7).【ARSZHORSVS】モバイルバッテリー10000mAh
- (8).モバイルバッテリー OSHAMOBA mini plus
- (9).【Anker】PowerCoreFusion5000
- (10).【Anker】PowerCore20100
- 6.海外旅行におすすめのモバイルバッテリーまとめ
1.海外でモバイルバッテリーは必需品
海外旅行ではスマホが大活躍します。道を調べたり、写真を撮ったりするからです。そこでもし、スマホの充電が切れたら大変です。なので、海外旅行にモバイルバッテリーは必需品です。
2.海外旅行でモバイルバッテリーを持ち運ぶ際の注意
海外旅行でモバイルバッテリーを運ぶ際には何点か注意点があります。
(1)国際線の充電式モバイルバッテリーの容量制限
モバイルバッテリーの電池には、
以下の2種類があります。
- 乾電池やエネループ式…ニッケル水素電池でできており、安全なので預入荷物に入れられる。
- 充電式(リチウムイオン電池式)…衝撃や温度変化により、発熱・発火の恐れがある。危険なので預入荷物には入れられない。手荷物としてなら持ち込めるが、容量制限がある。
充電式(リチウムイオンバッテリー)の国際線の容量制限は大まかに下記の通りです。
- バッテリー容量が100Wh(27,028mAh)以下なら、いくつでも持ち込める
- バッテリー容量が100Wh超(27,029mAh超)~160Wh以下(43,243mAh以下)なら、2つまで持ち込める
主要航空会社のバッテリーの持ち込みについての制限はこちらです。
航空会社 | 100Wh以下 (約27,028mAh 以下) | 100Wh超~160Wh (約27,029mAh~ 43,243mAh) | 160Wh以上 (約43,243mAh 以上) |
チャイナ・ エアライン | ○ | ○2個まで (航空会社の 許可が必要) | ✕ |
大韓航空 | ○ | ○2個まで | ✕ |
アメリカン空港 | ○ | ○2個まで | ✕ |
ユナイテッド航空 | ○ | ○2個まで | ✕ |
デルタ航空 | ○ | ○2個まで | ✕ |
エールフランス | ○ | ○2個まで | ✕ |
Wh数の表示がない場合、海外の航空会社では没収されることもあるのでご注意ください。
(2)充電式モバイルバッテリーを預入荷物に入れてしまったら
万が一、充電式モバイルバッテリーを預入荷物に入れてしまったら、どうなるのでしょうか?預入荷物はX線検査を受けます。そこで発見されることもありますし、時々検査をすり抜けて預入荷物に入れられることもあります。
考えられるのは下の3パターンです。
- 発見されて呼び出される。
- 発見されて勝手に荷物を空けられ捨てられる。
- 検査で見落とされて預入荷物に入れられる。火災が起きる可能性がある。
どれも嫌なことですね。特に火災が起きた場合は、命を失う可能性があります。絶対に預入荷物にモバイルバッテリーを入れるのはやめましょう。
(3)モバイルバッテリーを持ち運ぶときは、電源を切り、ケースやポーチに入れましょう
モバイルバッテリーは、他のものに触れると誤作動したり故障したりすることがあります。なのでモバイルバッテリーを持ち運ぶ際は、電源を切り、ケースやポーチに入れましょう。
3.海外旅行でモバイルバッテリーを充電する条件
海外旅行でモバイルバッテリーを使ったらホテルで充電します。海外でモバイルバッテリーを充電するためには、下の2つの条件を満たす必要があります。
- 充電器の電圧が対応している
- 充電器のコンセントプラグの形が対応している
以下で詳しく説明していきましょう。
(1)充電器の電圧が対応している
海外でモバイルバッテリーを充電するためには、お持ちの充電器が海外の電圧に対応している必要があります。
電圧は国によって違います。日本のモバイルバッテリーは主に下の2種類の電圧に対応しています。
- AC100V…日本国内向け。海外では、変圧器が必要なケースが多い。
- 100V-240V…海外旅行の主な渡航先では変圧器が不要なケースが多い。
モバイルバッテリーが渡航先の電圧に合わない場合は、変圧器を買う必要があります。100V~240Vなら、ほとんどの国で対応可能です。しかし、オーストラリア・ガーナ・南アフリカでは250Vの地域もあるので、行く前にホテルに電圧を確認しましょう。
(2)充電器のコンセントプラグの形が対応している
海外でモバイルバッテリーを充電するためには、充電器のコンセントプラグの形が渡航先のコンセントに合わなければいけません。日本のコンセントは縦の二本線の穴のAタイプです。コンセントタイプの図は上の画像、各国のコンセントタイプは下の表です。
国 | コンセントの型 |
---|---|
アメリカ (ハワイ・ グアム含む) | A |
韓国 | C・SE |
中国 | A・B・B3・BF C・O・SE |
台湾 | A・O |
タイ | A |
ベトナム | A・C |
シンガポール | BF |
フィリピン | A・B3・C |
スペイン | C・SE |
香港 | BF |
渡航先のコンセントが縦の二本線の穴のAタイプでないときは、変換アダプタ(変換プラグ)が必要になります。
変換プラグにはマルチ変換プラグというものもあり、色々な国に旅行する人にはおすすめです。
4.海外旅行にベストなモバイルバッテリーの選び方
ここまで、国際線の充電式モバイルバッテリーの容量制限、海外旅行でモバイルバッテリーを充電する条件を見てきました。それを踏まえた上で、海外旅行にベストなモバイルバッテリーの選び方について考えましょう。
(1)容量・重量
軽量・通常・大容量の3タイプがあります。モバイルバッテリーを使う目的によって最適な容量が違います。下記の表を参考に、どのタイプのモバイルバッテリーを持っていくか決めましょう。
(全て飛行機に持ち込める容量です。)
容量 | 小型 | 通常 | 大容量 |
---|---|---|---|
見た目 | |||
サイズ | 7cm×7cm×3cm | 9cm×6cm×2cm | 17cm×6cm×2cm |
重さ | 190g | 180g | 350g |
容量 | 5000mAh | 10000mAh | 20000mAh |
出力 | 2.1A | 2.4A | 4.8A |
充電回数 | 約1回 | 約2回 | 約3~5回 |
特徴 | 小型・軽量。でもスマホの 充電だけなら充分。荷物を 小さくしたい人向け。 | スマホを2回充電できるの で、マップを使う人や動画 を観る人にもおすすめです。 | 大容量なので、家族や友人 と使ったり、スマホ・ タブレット・カメラなど 複数の機器を充電したい人 にもおすすめです。 |
(2)USBポートの数
ポートとは充電ケーブルを挿せる場所です。
ポート数は通常は1~2個ですが、多い場合は3~4個あります。
またポートの種類は、よくある四角のUSB Type-Aが多いですが、USB Type-Cという楕円のポートがある場合もあります。また、ワイヤレス充電できるものもあります。
旅先で充電するものは何か考えて、モバイルバッテリーを選びましょう。
(3)端末の急速充電(高速充電)が可能か?
急速充電したい方は、下記の表示があるモバイルバッテリーを選びましょう。
- PD (Power Delivery)…最大100W(20V / 5A)で充電可能。USB Type-Cポートで接続する。
- QC (Quick Charge)・PowerIQ…接続した機器を検知して、自動的に最適な電圧で充電。そのため早く充電することが可能。
全てのポートで急速充電できるわけではないので、ポートが複数ある場合は、急速充電できるポートはどれか把握しましょう。
また、複数の機器を充電する場合は、1つの機器を充電するより充電が遅くなるのでご注意ください。複数の機器を充電する場合でも、2A以上の出力があれば普通に充電できます。
(4)PSE認証マークが付いているか?
PSEマークがあれば安全です。
電気用品安全法で、「電気用品を製造または輸入を行う事業者は、法に定められた手続き等の義務を履行し、電気用品にPSEマークを表示しなければなりません」と定められています。
PSEマークがついていない製品は、違法に製造・輸入された危険な製品なので使わないようにしましょう。
5.海外旅行におすすめのモバイルバッテリー10選
海外旅行にベストなモバイルバッテリーの選び方を踏まえた上で海外旅行におすすめのモバイルバッテリーを10個紹介します。
全て、
- 飛行機に持ち込める容量(mAh)
- コンセント一体型は海外対応の電圧(100V~240V)
- PSE適合
の条件を満たしています。
(1).【Chuda】モバイルバッテリー10000mAh
- 容量10000mAh
- 大きさ 約88 × 62 × 22mm
- 重さ 179 g
- ポート 2個
- 出力 2.1A
- PSE適合
(2).【グリーンハウス】モバイルバッテリー10000mAh
- 容量 10000mA
- 大きさ W68×D17×H140mm
- 重さ 約223g
- ポート 2個
- 出力 2.1A
- PSE 適合
しかも大容量、
なのにリーズナブルでお得!
(3).【Cheergo】
モバイルバッテリー12000mAh
- 容量 12000mAh
- 大きさ 130×70.5×16.5mm
- 重さ 214.3g
- ポート 2個
- 出力 2A
- PSE 適合
(4).【Anker】PowerCore10000
- 容量10000mAh
- サイズ92mm×60mm×22mm
- 重さ180g
- ポート 1個
- 出力 2.4A
- 急速充電 対応(PowerIQ、VoltageBoost)
- PSE 適合
大容量・小型・軽量・急速充電可能!
その割には3000円代で
リーズナブル!
(5).【エレコム】USB PD20Wモバイルバッテリー
- 容量 10000mAh
- 大きさ 141×73×15mm
- 重量 約233g
- ポート 2個
- 出力
USB Type-C(USB-C)(TM)…3A/2.22A、USB-A…2.4A - 急速充電 対応(USB Power Delivery 規格に準拠し、20W出力可能)
- PSE 適合
しかもエレコムで、高速充電できるのにリーズナブルで
お得!
(6).【アイリスオーヤマ】モバイルバッテリー10000mah
- 容量 10000mah
- サイズ 9.3×6.3×2.3cm
- 重量 200g
- 出力 Type-C出力:3A
USB-A1出力:2.4A
USB-A2出力:2.4A
トータル出力:18W - ポート 3個
- 急速充電 対応(USB PD・QC3.0)
- PSE 適合
リーズナブル!
(7).【ARSZHORSVS】モバイルバッテリー10000mAh
- 容量 10000mAh
- サイズ 12.2×11.1×3.9cm
- 重量 330g
- 電圧 海外対応100V-240V
- コンセントプラグ Aタイプ 内蔵
Type-cポート入力も可能 - ポート 5個 USB-Aポート+Type-Cポート
+内蔵ケーブル2本(TYPE C,Lightning)
+無線充電 - 出力 Type-Cポート出力:3A
USB-Aポート出力:4.5A - 急速充電 対応
USB-Aポート…SuperCharge22.5W(HUAWEI製品)
Type-Cポート…PD20W - PSE 適合
出力ポート2個、ワイヤレス充電、急速充電と、入力・出力機能盛りだくさん!
(8).モバイルバッテリー OSHAMOBA mini plus
- 容量 5000mAh
- サイズ 約83×51×27mm
- 重量 約103g
- ポート 2個
8pin(iPhone)/micro兼用・Type-C - 出力 2.1A
- PSE 適合
名入れも出来る!
小型で持ち運びしやすい!
(9).【Anker】PowerCoreFusion5000
- 容量 5000mAh
- サイズ 約72x70x31mm
- 重量 約189g
- 電圧 海外対応100V-240V
- コンセントプラグ Aタイプ 内蔵
- ポート 2個
- 出力
【AC使用時】2.1A
【モバイルバッテリー使用時】3A - 急速充電 対応 (PowerIQ、VoltageBoost)
- PSE 適合
軽量・小型、容量も5000mAhと十分!
(10).【Anker】PowerCore20100
- 容量 20100mAh
- サイズ 16.8×5.8×2.2cm
- 重量 356g
- ポート 2個
- 出力 4.8A
- 急速充電 対応 (PowerIQ、VoltageBoost)
- PSE 適合
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